ODA が LEDAS社との技術提携をアナウンスしました。
http://www.opendesign.com/node/387
この技術提携が、何を意味するかと言いますと… DWGdirect を利用したアプリケーションが、AutoCAD 2010よりサポートされたパラメトリック機能をサポートできる可能性ができた… ということになります。
AutoCAD互換CAD製品を提供するメーカーにとって AutoCAD 2010よりサポートされた「パラメトリック機能の実装」は、大きな課題とされていました。
そんな折… 先日、参加したODA World Conference in Leiden (オランダ) にて見せて頂いたLEDAS社のプレゼンテーションは、参加者の注目を大いに集めました…
- AutoCAD 2010に実装されたパラメトリック機能は、私達からすれば何ら新しいものではありません> 私達のパラメトリックエンジン(LGS 2D)を使えば実装可能です。
- AutoCADがサポートしてしまったので市場に出す機会を失ってしまいましたが… 2009以前のバージョンにて、同様な機能をARXアプリケーションで試作していました>実際に、AutoCAD 2007 にて動作するものを見せて頂きました。
- DRX-APIは既に調査済みです。AutoCAD互換CAD上で動作させることも可能だと考えていますが… DWGdirect側にて、2010DWGへの保存に対応して頂かない事には、データを作成しても 「図面に保存する術」 がありませんので… 早く対応して下さい (笑)
というようなものでした。
その後、LEDAS社とは、コンタクトを取っていて… 製品化された際には、是非とも日本語バージョンを提供したいと考えております。
参考:http://drivingdimensions.com/labs.php
ここに AutoCAD2007で動作しているプロトタイプ(おそらく製品化される可能性は低い)のデモンストレーション動画があります。
AutoCAD 2010とデータ互換性のあるDRX-Pluginに期待しています。