PC98(MS-DOS)でBASICを覚え、Windowsになってからは、最初は流れでVsualBasicを使っておりましたが、様々な点で自分の要件に合わなくなり、「Delphi」「C++Builder」を使うようになりました。
IntelliCAD は、VisualC++(MFC) を使って作成されているので、仕事上は、これのメンテナンスが中心となっておりますが、個人的な用途は、小さなツール類の開発なので、簡単に作成(特にユーザーインターフェイス部分)できることが、私の開発環境への要件となります。
Delphi/C++BuilderでWindowsプログラムに親しんだ私としては、VisualC++(MFC)は、「思いついたことを自由に表現できない」という点で好きではありません… 簡単なダイアログボックスをデザインして、ちょっとしたした動きを作るだけでも、とても面倒です。
C#が登場した頃は、Delphi/C++Builderで間に合っていたので、特別に注目することもなかったのですが… 今回、いろいろな事情があって、真面目にC#への取り組みをはじめました。
C# というプログラム言語を解説した本を1冊読んでみました。
JIS規格対応 標準C#入門 改訂第2版 (2008/05/28) 矢沢 久雄 |
この本は、Windowsプログラム(フォームアプリケーション)についての解説は無く、純粋に「C#」という言語(文法)を解説した本となります。
C#は、基本的にはC/C++で一番面倒&厄介だと思われる「ポインタ」を扱う必要が無く、とても便利な言語であると認識しました。 .NET Framework クラスライブラリを含めた VisualC# 開発環境は、まさに Delphiの開発環境を C/C++文法で表現したような開発環境といえそうです。