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AutoCAD LT にカスタマイズ機能を提供するツール… Autodesk社の圧力によって、ほとんど滅亡しましたが… これは、生き延びておりました。 国内でも、一部のサイトで紹介されておりましたので、結構利用されているのかな？

LT-Extender が終焉宣言をしました。
http://www.lt-extender.com/LT-Extender/englisch/default.htm
詳細は不明ですが… 写真（墓石）の文字がとても意味深です。

LT-EXTENDER 2000 KILLED BY A LAWYER
（LT-Extender 2000 は、とある弁護士によって殺されました）

最近、Autodesk社 まわりでは、法廷抗争が絶えません。先日、ODA と Autodesk 間の係争は示談で終わりましたが… SolidWorksとAutodeskは、まだ係争中と聞いています。

上記サイトでは、LT-Extenderの後継は、BricsCADで… と書かれています。

数年前… BricsysはITCを脱退して独自路線で行くことを表明しました。ITCを脱退するのであれば、ITCより得たIntelliCADソースソードを全て置き換えなくてはなりません。そこで、LISPインタプリタエンジンは、LT-Extenderの作者にお願いした… ということだそうです。 ですから… Bricsysが、ARX互換環境を提言した時、この流れ（LT-Extenderの作者がBricsysに合流）は、ある程度、予測できましたが…. Autodesk社より目をつけられている開発者を受け入れた、Bricsysの判断は？

確かに、ARXソースがそのままビルドできる! というのは、魅力的なのですが… 過去、ACE-LTとか、LTcomとか… 痛い目に会っておりますので、企業で採用するには、ちょっと勇気が要りますね。

現在、ITCでは、法廷抗争に巻き込まれないよう様々な予防線を張っていて… 先日、「規則を守らないメンバーを理事会の決議によって退会させることが出来る」という規則が議決されました。

一部の無法な会員の行為によって、ITC そのものが危険にさらされてしまっては、真面目にビジネスを展開している会員企業が大変… 世界恐慌によって窮地に追い込まれた会員が、なりふり構わない行動に出る恐れも危惧されています。

ITCは、会員が適切なビジネスを展開してるのか？監視し、違反者に対しては書面で警告するなどして、「健全に運営されている組織である」ということを強調したい考えでおります。

タグ: BricsCAD, LT-Extender

この投稿は 2009年3月13日 金曜日 3:20 PM に CAD, News カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。