ODA が 新しいブランド名 「Teigha」 を発表しました.
http://www.opendesign.com/node/530
「Teigha」… tee-ga (ティーガ)と発音するそうです。
DWGdirect → Teigha ® for .DWG
DGNdirect → Teigha ® for .DGN
ADTdirect → Teigha ® for Architecture
C3Ddirect → Teigha ® for Civil
DWGdirectX → TeighaX ® for .DWG
DWGdirect.NET → Teigha.NET ® for .DWG
DRX → TXM (Teigha Extension Module)
表向きな発表では言及されていませんが… この新ブランド発表の背景には、Autodesk社との「DWG」商標権の争いがあったことは言うまでもありません… ODAが商標登録した「OpenDWG」 「DWGdirect」、SolidWorks社が商標登録した 「DWGeditor」「DWGgateway」などは、Autodesk社との和解により、使用しないことになりました。
SolidWorks社も新ブランドによる「DWGソリューション」を打ち出すという情報が既に入ってきておりますが… これは、まだ公言できません。5月頃かな?
「Teigha」は、内輪では、随分前から知られていて、ODAは、既に teigha.com, .net, .org などのドメイン名を取得しています。 4月中頃に予定されている DWGdirect の更新版 3.3 より、新たなブランド名にてリリースされる予定です。
モジュール名が変更されるので、ODAライブラリを使っている互換CADメーカーは、ちょっと大変なのですが… 各社が提供している現行製品は、旧 2.x系から分岐&改良したオリジナルライブラリを使っているのが現状です。
各社の 2010DWG 対応 = 「Teigha (DWGdirect 3.x系)」採用ということになり… 一旦リセット = 今後は、各社の改良が新しいライブラリに反映され、DWGファイルを読み書き&表示の基本性能については、どれも差がなくなることが予想されます。