2009年1月 のアーカイブ

OpenDWG DWGdirect 2.7 リリース

2009年1月27日 火曜日

ODA が、DWGdirect の新バージョン (2.7) をリリースしました。

これは、以下の点から心待ちにしていたバージョンです。

  1. 高速化?
  2. .NETサポート?

ニュース記事ですから、あまり期待はしないほうが良いと思いますが… 1.については、「際立った描画性能の改善(significantly improved rendering performance)」とアナウンスされてます。

ODAとしては「ACIS 3D modering engine」を今回の目玉機能としていて、ACIS 3D図形の作成&編集をSpatialと共同で作成したとのこと。

個人的には、1.は、いずれ適う(使用方法によっては、今でも十分)… と考えておりますので、それよりもむしろ、2.をとても心待ちにしております。これは、DWGdirectライブラリをもっと簡単に使える(= 普及する)可能性を秘めており、DWG-CADビジネスの活性化に繋がる!と期待しているからです。

Visual C# で Apache CGI を作成

2009年1月15日 木曜日

Visual C# を使って Webアプリケーションを作成する場合、ASP.NET と組み合わせるのが普通ですが… 様々な理由があって、Webサーバーは、Windows版のApacheを使いたいということもあるかと思います。

実は、とても簡単に作ることができます。

標準出力にHTML文を出力するプログラムを作成するだけ!

具体的には…
(Visual C# 2008 Express Editionで説明します)

ファイル(F)> 新しいプロジェクト(P)> コンソールアプリケーション
プロジェクト名:ConsoleApp

プログラムソース(Program.cs)


namespace ConsoleApp
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            Console.WriteLine("Content-type: text/htmln");
            Console.WriteLine("<HTML>");
            Console.WriteLine("<HEAD>");
            Console.WriteLine("<TITLE>タイトル</TITLE>");
            Console.WriteLine("</HEAD>");
            Console.WriteLine("<BODY>");

            Console.WriteLine("出力したいデータ");

            Console.WriteLine("</BODY>");
            Console.WriteLine("</HTML>");
        }
    }
}

ビルド→ Console.exe

基本的には、これでOK!

最初にヘッダ文字列(”Content-type: text/html”)と[空行]を出力する所がポイントで、あとは通常のHTMLデータが出力されるようにプログラムを組むことになります。

このプログラム(Console.exe)を、Apacheが稼動するサーバーのDosumentRoot下へ保存しますが、ファイルの拡張子が「.exe」のままではいけません。

Apacheの流儀にあわせて、拡張子を「.cgi」とします。
(ファイル名を変更するだけです ConsoleApp.exe → ConsoleApp.cgi)

動作しない場合は、Apacheの設定ファイル(http.conf)の以下の部分を確認します。

↓コメント(#)になっていたら、外して有効にする。
LoadModule cgi_module modules/mod_cgi.so

<Directory "プログラムを保存する場所">
  Options ExecCGI を加える
</Directory>

↓コメント(#)になっていたら、外して有効にする。
AddHandler cgi-script .cgi

プログラムに引数を渡したい場合…
(続きを読む…)

ファイルの日付を変えずに ftp転送

2009年1月7日 水曜日

PukiWikiサイトをメモ代わりに本格稼動させることにしました。

PHPが動作するWebサーバーがあれば、インストールはとても簡単です。しばらく、会社PCにインストールしてコンテンツを作っておりましたが… これ社内のコミュニケーションツールに使えるかも?ということで、社内LANから参照できるサーバーへ移動>でも、これ東京営業所からもアクセスしたいよね?ということで、結局、LANの外側に置かれたサーバーに認証をかけて置くことにしました。

外出先からもアクセスできます。

ローカルPC(Windowsマシン)に蓄積したデータをサーバー(Linux)に転送したわけですが… ちょっと困ったことに、ファイルを ftp転送すると、データの日付が全部「今日」になってしまいます。PukiWikiは、ファイルのタイムスタンプを見ているようで… 更新履歴がリセットされてしまうようです。

自分が使うftpソフトは、サーバーからダウンロードする際にタイムスタンプを保持する機能は付いておりましたが、サーバーへアップロードする際にタイムスタンプを保持する機能がありません。

そこで、思いついたのが、圧縮したファイルを転送してサーバー側で解凍するという方法なのですが…  Windowsで一般的な、ZIP形式のファイルは、通常、Linuxでは使えないので少し工夫が要ります。Linux側で解凍できるファイル形式をWindowsで作成しなければなりません。

Linuxでは、拡張子 .gz のGZIP形式が一般的ですから、Windows で .gz 形式のファイルを作成できるソフトを物色しておりましたら… 普段から使っている、7-Zip で.tar ファイルを生成できることが判り、これを使いました。

7-Zip は、ZIPファイルを作成できるフリーソフトです。 コマンドラインで使えるので、バッチファイルで.ZIPファイルを生成するときに重宝しています。

hogehoge.tar ファイルを生成>Linuxサーバーへ転送
> tar xvf hogehoge.tar

無事、ディレクトリ構成毎、タイプスタンプを保持したファイル群が作成されました。(喜)

Zend Studio for Eclipse 日本語版

2009年1月5日 月曜日

Eclipseは、Javaの開発環境としては、「標準」といってよいくらいに、とても有名なようですが… Javaを触る機会が無かったので知りませんでした。ところが、このツールは、Javaで開発を行わない人にとっても便利だと聞きました。

Subversionの解説書で紹介されていた(ソース管理と連携が取れる)ことと、PHPの開発環境として利用できるらしいということで、興味を持ちました。

Zend Debugger を使うと、サーバーと連携してPHPのデバック(ブレークポイントを設定したり、変数を参照したり)が出来る!とのことなので、とても魅力的です。

そこで、インストール方法を調べてるるうちに、この市販パッケージにたどり着きました。 EclipseをPHPの開発環境に利用する場合は、これを購入するのが一番簡単そうです。

> Zend Studio for Eclipse 日本語版

Web関係のアプリケーションは、あれこれプログラムを個別に入手して、独自に環境を作成する場合は「無償」ですが、例外なく?とても面倒なので、インストール&セットアップを簡単にした市販パッケージが存在します。

Zend という語は、PHP関連の文献で良く目にしていましたが… PHP を商用ビジネスにしているのが、Zend社というわけなんですね。日本法人は、Turbolinux社の傘下にあるようです。

※便利さと引き換えに自由度を失うという点では、Turbolinuxと同様、仕方が無い所ですね…

↓無償で手に入れるには?
英語サイト>Eclipse PDT (PHP Development Tools) が、ほぼ同じか…

Wiki どれが良い?

2009年1月2日 金曜日

最近は、本サイトで使っているWordpressみたいな、ブログ系のCMSが主流なのですが… あえてWiki を物色しています。 調べた事を静的なコンテンツとしてまとめ、それを情報として公開(配信)したいと考えた場合… メモ用途に便利!となると、Wikiなのかなと…

あれこれ物色した結果、PukiWiki を使うことにしました。

・国産である。
・解説本もでていて、有名である。
・PHPで書かれている。
・わりと少人数でやってる?手作り感が良い。
・外部DBを使わないので、インストール&メンテが簡単そう。

という点が気に入りました。

現在の最新版(1.4.7)> 2006-10-21 ということで、2年近く更新されておりません(既にプロジェクトは終焉?)が… PukiWiki開発サイト

あけましておめでとうございます

2009年1月1日 木曜日

newyear2009

本年も、よろしくお願いいたします。