土木と3Dについて… 20年前に研究してた頃、「こんなことができたらなぁ~」と思っていたことが、昨今のハードウェアとソフトウェアの進化によって、ほとんど実現されてきているように思います = ツールは揃った!?
ここ最近、何度か、Autodesk 社の Civil 3D 等のデモを見る機会があって… 彼らは、それをとても簡単にやってみせるのですが… 本当に簡単なのか?(そうは思えない)
セミナーが終わった後に聞いてみた。
「実際、製品を買ったお客様が、それを使いこなせるようになるには、どれくらいの訓練が必要だと思います?」
「私たちは、簡単にできるように見せることが仕事ですから…」
機械設計分野において、3D CADが普及しはじめた頃にも、同じようなことがあったように記憶しています。ここ(「良いツール」と「どう使ってよいか分からないお客様」)のギャップを埋める必要性を感じます。
とにかく、お客様に、使って頂けなければ、進化もしない… まずは、使ってもらうことが重要… という点では、彼らの言い分も分からなくもない。時流的には、今なんでしょうね。
ただ… BIM(CIM)関連のセミナーを聞きに行くと、2D図面はダメ!的な主張を展開する講師の先生が居るのですが… それは、ちょっと違うと思います。