私にとって、Delphiは、とても思い入れのある開発環境です。
Windows95 時代に、Delphi 2.0 に出会ってからというもの、私は、Windowsプログラム = Delphi という感じで、Win32API、メッセージ、DLL、ポインタに至るまで… Windowsプログラムの基礎は、Delphiで習いました。
基本的には、Delphiでほとんどの事ができたので、ずっとバージョンアップして使っておりましたが、IntelliCAD(VC6 – MFC)に携わるようになってからは疎遠になり… バージョンアップも Delphi 5 で辞めてしまいました。
実は、Delphi 6 Personal が無償で配布されていたことを、つい最近まで知りませんでした。(汗)
私が、IntelliCAD (MFC) と格闘している間に、Delphi を取り巻く環境は、いろいろあったようで… いつの間にか、ボーランド→ Codegear になったかと思ったら、今は、エンバカデロという会社になっています。
マイクロソフトが、C# & .NET Framework を提言したとき、「NET」という言葉のイメージから、Web系のシステムを組むわけでもないので… と、注目することはなかったのですが、.NET Framework は、Webアプリケーションを作成するためのものというわけでもなかったようで… (汗)
ここ数年で、.NET Frameworkは、かなり浸透しているようで… まさに私のような、C/C++は敷居が高く、Delphi で育った開発者には、良い代案となるようです。
前置きが長くなりましたが… 「Turbo Delphi for .NET Explorer」というのが、無償で配布されていたので、ちょっと試しに使ってみたくなりました。
こちら(Codegear)から…
http://www.codegear.com/jp/downloads/free/delphi
メールアドレス&住所などを登録(メッセージは英語)することによって、ダウンロードできます。
ダウンロードページ…
Turbo Delphi for .NET Explorer を インストールするには、以下のモジュールが必要になります。
- Microsoft .NET Framework v1.1 再頒布可能パッケージ
- Microsoft .NET Framework v1.1 Language Pack
- Microsoft .NET Framework v1.1 SP1
- Microsoft .NET SDK v1.1
- Microsoft Internet Explorer 6 SP1
- Microsoft Visual J# v1.1 再頒布可能パッケージ
- Microsoft Visual J# v1.1 Language Pack
- Microsoft XML Core Services (MSXML) v4.0 SP2
これらは、ダウンロードページの右中央あたりにリンク(Japanese full prerequisite install )があり、ここからダウンロードできるようになっています。マイクロソフトサイトより、個別にダウンロードすることもできますが、それも大変なので、こちらから入手すると良いでしょう。ダウンロードできるファイル> PrereqsJP.zip
ちなみに、ダウンロードするファイルのサイズは…
TurboDelphi4NET_JP.exe (318MB)
PrereqsJP.zip (251MB)
となりますので、ちょっと半端じゃありません。(汗)
もう1つ! 必要なこととして、キーファイルを取得しなければなりません> ダウンロードページの左下にある、[Send Acticate]ボタンを押すと、アクティベートに必要なキーファイルが登録したメールアドレス宛に送られてきます。
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