Codegear(Borland と呼んだほうがしっくりきます)がフリーで配布していた Turbo Explorer シリーズ(Delphi / Delphi for .NET / C++) の実行には、以下のマイクロソフトが配布する .NET frameworkランタイム環境が必要になります。
- Microsoft .NET Framework v1.1 再頒布可能パッケージ
- Microsoft .NET Framework v1.1 Language Pack
- Microsoft .NET Framework v1.1 SP1
- Microsoft .NET SDK v1.1
- Microsoft Internet Explorer 6 SP1
- Microsoft Visual J# v1.1 再頒布可能パッケージ
- Microsoft Visual J# v1.1 Language Pack
- Microsoft XML Core Services (MSXML) v4.0 SP2
これらは、マイクロソフトによって配布されるものですが、マイクロソフトは、基本的には「より新しい」バージョンの使用を推奨しているために、なかなか入手が困難な状況にあります。 そこで、Codegearでは、実行環境に必要なファイルをまとめて 「PrereqsJP.zip」というファイル名で配布されていました。
Delphiが無償に!ということで 「Delphi 6 Personal」 は人気が高く… 様々なサイトで、そのインストール方法が紹介されていますが、ダウンロード先のリンクが切れていることが多いようです。
以下は、2008年末時点での有効なURLとなります。
Turbo Explorer シリーズ:
http://www.codegear.com/jp/downloads/free/turbo
PrereqsJP.zip
ftp://ftpd.codegear.com/download/bds/bds_2006_trial/japanese/arch/disk2/PrereqsJP.zip
実際にインストールする際の注意事項(順番など)を、以下に説明します。
- ↓インストールする順番
- Microsoft .NET Framework v1.1 再頒布可能パッケージ
実行するファイル→/dotNETRedist/dotnetfx.exe - Microsoft .NET Framework v1.1 Language Pack
実行するファイル→/dotNETRedist/langpack.exe - Microsoft .NET Framework v1.1 SP1
実行するファイル→/dotNETRedist/NDP1.1sp1-KB867460-X86.exe - Microsoft .NET SDK v1.1
実行するファイル→/dotNETSDK/setup.exe - Microsoft Internet Explorer 6 SP1 ←不要
実行するファイル→/IE60SP1 - Microsoft Visual J# v1.1 再頒布可能パッケージ
実行するファイル→/dotNETJSharp/vjredist.exe - Microsoft Visual J# v1.1 Language Pack
実行するファイル→/dotNETJSharp/vjredist-LP.exe - Microsoft XML Core Services (MSXML) v4.0 SP2
実行するファイル→/MSXML/msxml.msi
WindowsUpdateを実行してある環境であれば、Microsoft Internet Explorer 6 SP1 は適用済みなので、インストールする必要はありません。 IE6 → IE7 にバージョンアップしている場合も問題ありません。
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