Linux版は?という、ご要望は、ほとんど聞かないのですが…
DWG互換CADの存在価値を考えた場合、A社がWindowsプラットホームに依存しているので、Linux, MAC等、他のプラットフォームで動作するDWG関連製品というのは、自然に思いつくアイディアかな?と思います。
IntelliCADは、MFCです。Microsoft提供のクラスライブラリをフレームワークとして開発されているアプリケーションとなりますので、残念ながら他のプラットフォームへの移植は困難です。
一方で、DWGdirectは、様々なプラットホーム向けに提供されています。IntelliCADにおいては、予定はありませんが… MFCの替りに、 Qt 、wxWidgets など、Windowsプラットフォームに依存しないライブラリを使うことで、他のプラットフォームへの移植が容易になります。
ODAでは、Qt 用のサンプルプログラムを検討しているようで… 今後、Windows以外のプラットフォームを視野に入れたDWG関連製品を開発しようとした場合、DWGdirect +Qt という組み合わせが主流になりそうな気配です。
ちなみに… BricsCAD(現行版は、どうか知りませんが)は、wxWidgetsを採用していました。Graebert(ARES)は、Qtです。